2007年05月

四苦八苦 一喜一憂 日進月歩

仕事の話。
と言っても、まだ研修中ですが。



うちの会社は、「システム開発」をやってる会社。
「システム開発」っていうと、わかりにくい人多いと思うし、友達とかに説明する時にいつもどう言おうかと考えてしまうんだけど、まぁ簡単に言えば、世の中のいろんなことを便利にするために、「コンピュータに出す命令の内容と順番を考えてる」って感じかな。


最近は、COBOL(コボル)っていうプログラム言語の実習をやってる。先週は、二人一組で、“「得意先別商品別売上日計表」を印刷するプログラム”ってのを作った。課題としての「仕様書」が配られて、設計(命令の内容と順番を紙に書き出す)、コーディング(パソコンで、命令を入力してく)、コンパイル(コンピュータ語に翻訳)、テスト(いろんなパターンできちんと動くかどうか確かめる)の順番にやっていって、最終的にそのプログラムを使って出来た成果物を納品(という名の提出)。
こんな手順。


設計は、複雑なことを超論理的に考えないとといけないから、すごーく脳味噌使うし、コーディングも、まだよく文法がわかってないから、テキストとにらめっこしながらのタイピング。コンパイルでは200以上もエラーが出たり(ひとつひとつ原因を突き止めて、消していかないといけない。ひとつの原因で複数のエラーが消えることもあるけど)、テストのパターンは、あり得る全てのパターンを自分で考えなきゃいけなかったりで、もう本当に毎日頭がパンクしそう。定時の17:30になると、もうへろへろなんです。


でも、「こんなことができるプログラムが欲しい」っていう、仕様書だけの状態から、自分が頭フル回転させて考えて、組んで、試して、最終的に実行したプログラムが、きちんと動いた時の達成感(と疲労感(笑))は、本当に筆舌尽くしがたい…!!って思う。なんか、動いてるのが目には見えないけど、プログラミングもやっぱり「ものづくり」なんだなぁって実感する。


設計はねぇ、「きちんと集中して落ち着いてめんどくさがらずに順を追って考えれば必ず解ける論理クイズ」を解いてるような気分。集中できないと、気持ち悪いくらいわかんなくて苦しいけど、集中できて、スマートなロジックが考え出せた時は、ものすごい気持ちいい!!私、小さい頃から、論理クイズとかけっこう好きだったんだよね〜。
前に付き合ってた人と別れる時に、「理屈っぽい」みたいなことを言われたんだけど。で、それをいつも相談に乗ってくれてた友達に話したら、「理屈っぽいのが、なっちのいいとこじゃん!わかってない…!!」って言ってくれたんですけど。あの時言われた、言ってくれた「理屈っぽさ」を、まさに今活かして仕事してるなぁ(笑)って、今日ふと思ったわ。


あとね、プログラミング言語も、やっぱりひとつの言語なんだなぁ、って思うんだ。文法があって、使う単語が決まっていてさ。そんで、なんかそのことが、この仕事を選んだ自分に対して、納得がいく感じで、面白い。私がIT系の就職したって言うと、「意外!」って言う友達も多いけど、語学系の就職って考えたら、きっと多くの友達が納得すると思う。中学ん時から英語大好きだったし、韓国語も勉強しに留学までしちゃったくらいだし。ね。



今週は、1人で“2つのファイルを組み合わせて、新しいファイルをつくるプログラム”をやっていて、わからない泥沼にはまるともーう大変。特に昨日の午後は、ひどかった…。ひとつのポイントでいくら考えてもわかんなくて、何時間も全然前に進まなくなっちゃって(設計の時点で)。たぶん、4月に入社して以来で一番頭使った気がする。もう考えれば考えるほど泥沼にはまっていって……撃沈、て感じでした。くらくらした。
わっきーが、なんであんなに頭がいいのかが、わかった気がした(笑)。
(※わっきーは、ピースボートのシステムつくってる河童研究家w)


でも、先輩から「そういう時は、一旦考えるのをやめて、時間を置いてみてから改めて考えると、案外するりと答えが出たりするもんだよ」ってアドヴァイスをもらって、スケジュールよりは遅れてたんだけど、居残りはせずにとりあえず帰った。
で、今日の朝。一晩ゆっくり寝て、新しい気持ちで、深呼吸して、「よし!」って思って集中して取り組んだら、本当に割とすぐに問題が解決した!!で、コーディングもコンパイルも予想以上にさくさくと進み、なんと今日の定時の時点で、スケジュールが追いついた…!!
ちょっとはコーディングにも、コンパイルにも慣れてこれてるってことかな…?って思ったら、うれしかったねー、ほんとに。



絶対に何回も何回も見てる箇所なのに、全っ然スペルミスに気付かなかったりすると(たった一文字のスペルミスで、ばーっとたくさんエラーがでたりすることも多い)、ほっんとに大変だけど、見つけた時にはかなり爆笑です。
そういう時は、なんかホッとする、実は。笑えることに。さっきまで、本気で泣きそうで、眉間にシワ寄せて、「わかんない〜!!きぃぃ〜〜!!」って悶々としてたのに、原因はこれだけかよ…!!てゆーか気付けよ…!!って(笑)。

「コンピュータって、すっごい手のかかる子なんですよぉ」って、先輩社員の人が言ってた。スペルミスとかは「機械だから」ってことで、まぁわかりやすいと思うけど。設計する時も、あれもこれもそれもどれも、コンピュータっていうものが、「ひとつずつの処理しか出来ない仕組み」だから、人間が全部考えてあげなきゃいけないわけです。

コンピュータって、このファストな時代の代名詞みたいになってるけどさ、ひとつずつしか処理できないなんて、ある意味とってもスローですけど。
って思いましたけど。



お給料もらいながら楽しく勉強させてもらって、しかもそれがこれから人のために役立つことなんだから、こんな感謝なことはないね。ありがとう。

明日も進みまーす☆

伝わらなさ

映画『BABEL』を観た。

前にここにも書いたけど、友達がこの映画の日本語部分にも字幕をつけるための運動に関わってたことと、アカデミーにノミネートするくらいの映画で、日本も舞台になってるってので、かなり気になってた。

教会育ちの私にとっては、「バベル」という響きの持っている意味は、小さい頃から染み付いてるものだったんだけど、「コミュニケーションの破綻」というテーマを表現するのに、「バベル」という言葉を持ってくるセンスも、良いな、と思ってた。



印象としては、全体的に、重い。
予備知識として、テーマと、友達2人の「すごく良い」といった感じの感想、モロッコで起こった銃撃事件が日本とつながってくるストーリー…くらいしかなくて見始めたので、まずは話を追うことに集中してたのだけど、だんだんと、これはストーリーを楽しむ映画ではないなってのがわかってきて。

とにかく見ていて苦しかったっていうのが、正直な感想。全部が全部そうじゃないけど、私の苦手な(そしてきっと多くの人が苦手な)「どうしようもない感じ」が散りばめられていて、それがテーマなんだってのを意識して観ていたからってのも大きいかもしれないけど、居た堪れない溜息が出てしまうような映画だった。
でも、ただ「どうしようもない」んじゃなくて、絶望と希望が、描かれてると思った。


ストーリーは、
モロッコのある家族の話、
そのモロッコを訪れたある夫婦の話、
日本の聾唖の女子高生とその父の話、
アメリカで働くメキシコ人乳母とその乳母が世話をしている子供たちの話
が、微妙に重なりながら、進んでいく。


テーマを意識しすぎて、最初からそのフィルターで観てしまった感があったけど、逆に、何の予備知識もなく観ていたら(そして「バベル」というタイトルからも特に意図を感じ取れない自分だとしたら)、この映画は本当に何が言いたいんだろう?ってなってたと思う。そんな映画でした。

いくつかの場面で泣いたのだけど、自分でも、何で泣いてるのかがよくわからないで泣いてた。


観終わった後に読んだパンフレットにあった監督の言葉。
「人間はみんな、愛し愛される能力に欠けている。愛こそが、生にも死にも意味を与えるのに」みたいな感じ。

解説を書いていた詩人の方の言葉には、
「私たちは普段、かけがえのない人に、かけがえのない態度で接してはいない。しかし、それは、そうしようと思えば、今すぐにでもできることだ。映画の中では、死と向かい合って初めて、そのことを意識する人々が描かれる。」みたいなことが。

手元にそのパンフレットがあるわけじゃないから、ちょっと自分なりの解釈も含んでると思うけど。


たくさんの便利さが私たちの手の中にはあって、世界はある意味とても小さく感じられて。でも、何かが狂ってきているような、人と人が、もやもやと、何かつながるべきつながり方でちゃんとつながれてないような、そんな感覚になることがある。
本当にどうしようもないこともたくさんある。
伝わらなさ。


まずは、身近な人に、素直になろう。
って、思った。

書けるってこと。

GWのこと、書きたかったけど、何回か書き始めてはみたけど、あまりにも書きたいことがありすぎて、でもそれに反して書く時間がほとんど確保できなくて、言葉が気持ちに追いつかなくて、中途半端は嫌なので、やっぱり書かないことにしちゃいました。

はー、相変わらずALL OR NOTHINGな自分。


でも、これだけは伝えたいな。
みんな、ありがとう。遅くなったけど。
私、サッカーを好きになって本当に良かったって、心底思ったんだ。

あんなに大勢で、あんなに笑って、あんなに胸がぎゅ〜となった旅行は、今までになかった。みんなすごいよ。ホントにすごいって思った。一人ひとりが、なんでこんなに魅力的なんだろう、って。

一生“遊び”続けたいって、思ったよ。
サッカーのある、この星の上で。
そんな生き方を、教えてくれて、共有してくれて、ありがとう。


もちろん群馬・新潟に一緒に行けなかったけど、サッカーで繋がってくれてるたくさんの友達も。ありがとう。

そして、これからも、
よろしく♪




書きたいことを、書きたいだけ、書きたいように書ける時間がなかなかなくて、最近そのことは、ちょっと悲しい。もやもやしたりもする。

でも、私は文字が書けるし、ここにはキーボードとモニターもあって、ペンも紙もあって、自分の気持ちを言葉で表現する方法を、私は知ってる。

私からそう遠くないところには、キーボードとモニターはおろか、ペンと紙すらなかったり、文字が書けない人も、たくさんいる。
その人の魂は、「書きたい…!」って思ってるのかもしれないのにね。

私は、書けるんだから、書こう。
会社の階段上りながら、そんなことを考えてました。

きづけば5月。

 ハナミズキも藤も、咲いたと思ったらあっという間に散ってしまって、最近は朝外に出ると「もうすぐ田植え」な匂いがしてる。目に青葉。


 最寄り駅の無人駅が、今朝はなんだかやたら賑やかだった。修学旅行に向かう、地元の小学生たち。電車に乗って会社の最寄駅に着いたら、また違う小学校の6年生たちがわらわら。そんな時期。
 彼らの目には私はちゃんと「会社員のお姉さん」に見えてるのかなぁなんて思ったりもして。あの頃は、23歳ってもっとずっと大人だと思ってたんだけどね。


 気付けばブログを半月も放置…(^^;)
時間的にも精神的にも本当に忙しい日々をすごしてます。でも、元気なので安心してね!新しくて刺激的なことや、めちゃめちゃ慌しいけど楽しいことや、胸がぎゅ〜となるくらい素敵なことや、深く考えさせられるようなことなどなどに囲まれて、毎日生きてるよ。



 会社の方はどうかと言うと、4月いっぱいで大崎での外部研修が終わって、また小田原の本社に通う生活が始まった。IDカードができて来たり、鍵当番と昼休みの電話当番が私たち新人の仕事として回り始めたり、いよいよ自分のデスクをもらったり、なんかどんどん会社員ぽくなってきてる自分を実感中。


 家に帰るとなかなか一人の時間が持てないから、会社帰りに駅の近くのカフェに寄って、しばらくボーっとしたり、日記書いたりして、考え事をするのが最近のお気に入りです。

 

 모내기철이 가까워지는 향기가 내는 계절이네요.
 신록도 예쁘구.

 시간도 없고 정신적으로도 여러가지 많이 바빠 가지고
 브로구를 방치해버렸어...

 그렀지만 나는 괜찮으니까 걱정 히지 않아도 돼.
 새롭고 자극적인 것이라든가
 아주 분주하면서 재미있는 것이라든가
 가슴이 너무 뛰는 것이라든가
 진지하게 생각할 만한 것들이 많이 있기 때문에
 알찬 나날을 보내고 있어(^^)/


 

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