Nachico's logbook

쓰고 싶을 때에, 쓰고 싶은 말으로, 쓰고 싶은 것을, 쓰고 싶은 만큼.

2008年11月

最近テレビもそこまで見ないし、新聞もろくに読まないから、筑紫さんが亡くなったってことを人の口から聞いただけで、それを確かめるような情報にも触れないまま何日も経ってしまい、とても変な感じだった。亡くなったとは思えないような。

でもそれは、ショックで信じられないとかそういうことではなくて、事実は事実として受け入れていて、でもその事実が自分の生活をほとんど変えてはいないっていうことの当然さと空虚さと言うか…。


ななおが亡くなった報せを受けた後の感覚とも似ていたかもしれない。もちろんあの時は、ショックで信じられないという気持ちが先にあったけど。
お葬式にも行かれなかった私は、未だに、その変な感じがある。だって、船を降りてから一度も会っていない友達はたくさんいて、全然連絡をとっていない人もいる。でも、私が毎日の生活を送ってる時にも、そのたくさんの友達もそれぞれの生活を送っているっていうのが大前提で。そしてその姿を私が見ることはできないってのも、当然のこと。それでも、連絡をとろうと思えばいつでもとれるし、私たちは友達だと、心から言える。
ななおも、そんな一人だった。私の毎日の生活が続いていくのに、ななおの毎日の生活は続いていかなくなった時に、
その事実が自分の実際の生活をほとんど変えはしないっていうことの当然さと虚しさを感じて、それはななおのことを思い出すたびに出てくるんだ。

それが悪いことだって言いたいわけじゃないけどね。むしろ、私はそう感じたいから感じてるんじゃないかな。そう感じる私こそが、「今の私」で、これから先変わることもあると思う。

毎日が当たり前に続いていくことの悲しさと、有難さを、比べてどっちかを選ぶなんてことができるわけでもないし、できるとしてもそんなことをする意味はない。
全然連絡をとってない友達との関係も、たくさんの選択の中で自分で選んでいることであって、後悔するくらいなら、別の選択をしていると思う。

でもやっぱり、ふと思い出したときには、「あぁ、寂しいなぁ」と心底思う。そう思って、次の瞬間には何か目の前の些事に動かざるを得なくなっても。そういう意味では、私の生活は、全然「変わっていない」わけではないのかもな。


筑紫さん。
船に乗る前に貼り続けた中ポスにはいつもその顔があって。
卒論の参考文献にも使わせてもらった本はその言葉のひとつひとつがいちいち納得できて、自分の感覚にしっくり来て。

私がこのまま自分のやりたいことに向かって進んでいったら、いつかは会って話をする人かもしれないなぁと思っていた。

とっても残念です。また別の人生で、かな。

「緩急自在」。
スローライフを言い訳にしそうな時は、この言葉を思い出そうと思います。

スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書)
スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))
私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)
フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)


最近のマイブームは梅田望夫…ってわけではありませんが、比較的立て続けに読んだら、面白かったので、一応おすすめしてみます!

「ウェブ進化論」は、飛ばし読みレベルだけどね。この仕事してなかったら、読もうとも思わなかったかもしれないので、出会えたことが嬉しい本(他の2冊にもつながったし!)。

齋藤先生は、このブログでも書いたことあるかもしれないけど、ずいぶん前からずっと好きです。『声に出して読みたい日本語』の人です。

茂木健一郎氏は、最近気になり始めた。もともと脳科学には興味があったところに、『脳を活かす勉強法』を読んだら、すごくわかりやすくて面白かったので!


この3冊を読んで、考え方が随分変わった。
(あ、あと『痛快!コンピュータ学』(坂村健,集英社文庫)の影響もあり)

スローライフとか非電化とかに興味持ってたのもあって、コンピュータに囲まれた生活やインターネットの世界には、何か嫌〜なイメージを持ってしまっていたんだよね。

電磁波で体に悪いとか、不特定多数の悪意にさらされる危険性とか、依存性があるとか、温もりが感じられないコミュニケーションだとか。

でも、そういうのは全部使う側の人間の問題であって、コンピュータやインターネットが悪いわけではないって、改めて気づかされた。

あまりにもあたりまえでいつもは考えもしないんだけど、普段私たちが生活の中で使ってるたくさんのコンピュータは、ほんの数十年前まで想像もつかないような、それこそ夢のようなもので、私たちは今、どれだけの便利や、つながりや、新しい概念を得ることができているか、とか。インターネットというシステムは、基本的に善意を信じる形でできてる、とか。

コンピュータ社会やインターネット社会に対するネガティブなイメージは、新しいものを受け入れられない人たちが、良い面と悪い面のうち、悪い面ばかりをあげつらって広まった部分が大きいのかも。新しいものを受け入れられない古い考えの人たちには、社会的に発言力のある地位にいる人々が多いし。

電磁波も、確かに体には悪いのかもしれないけど、実際のところ、朝から晩までそれが好きで好きでプログラミングをし続けて、夢のようなソフトウェアを開発してきたシリコンバレーの若者たちを思えば、別に電磁波で死にゃあしないし、自分にとって電磁波当たりながらも本気でやりたいことがあるなら、その場合、大した問題じゃないんだろうな、と。

人によって優先順位は違うから、
自分で情報を得て、自分で判断してほしいとは思いますが。

少なくとも、私自身が、コンピュータやインターネットに対して抱いていたネガティブなイメージは、自分で確かめたものでもなかったし、そのくせそれを言い訳にしていたことが多かったなぁと気づいたのでした。


梅田さんは10年以上前からシリコンバレーに移り住んで、「頭ん中は完全にシリコンバレー的思考回路な日本人」。

彼の頭の中に描かれてる未来予想図は、私たちが普段なんとなく思ってるよりも、ずっと楽しくて、明るくて、面白くて、いい世界だっていうことが、私の気持ちも明るくさせてくれました。

このページのトップヘ