2010年05月

Listening and Walking

英語のリスニングをしながら歩く、というのを始めた。
今、習慣にしたいと思って取り組んでるところ。

英語はとりあえず、私の好きなミシェル・ブランチのインタビューを
Youtubeから音だけICレコーダーに録音し、それを繰り返し聞いてる。

まだ始めたばっかりだけど、一応パターンとしては、
隣駅にある武蔵関公園まで行き、公園内にある池の周りを4周ほど歩き、
帰ってくる、というコース。これで大体1時間半くらいか。
日によっては、行き先を変える。
ちなみに今日は保谷駅前の公民館に行く用事があったので、
行き帰りをリスニングしながら歩いた。片道40分ずつの往復で1時間20分。

集中してリスニングしたいが、動いてないと寝てしまう…!もしくは
頭が全然別のことを考えてしまう…!という事態に対する対応策として
ウォーキングとセットにしてみたんだけど、これがなかなかいい感じ♪
リスニングにもけっこう集中できるし、いい運動にもなってる。


この間もチラっと紹介した『癒す心、治る力』(アンドルー・ワイル著)という本にも
こんな記述が…

「からだに適度な運動とじゅうぶんな休息の機会をあたえることによって、自発的治癒が起こる機会をふやすことができる。(中略)
  というわけで、運動にかんするわたしのアドバイスとコメントは短く、ひとことですまそう。歩くこと!それだけだ。わたしの見解では、歩行はからだにいちばんいい身体運動である。歩行には治癒系をスムースに働かせ、病気のときも自発的治癒を起こりやすくさせる力がひめられている。
  他のすべての運動にまさる歩行の利点は数かぎりない。まず、面倒な練習がいらない。快適な靴さえあれば、あとはなにもいらない。費用もかからないし、市街地でも公園でも、雨の日にはショッピングモールのなかでも、どこででもできる。ジョギングや競技運動とはちがって、傷害を受ける機会はひじょうに少ない。固定自転車やウォーキングマシーンで汗をかくよりも、はるかに退屈しなくてすむ。戸外を歩けば自然の美を楽しむこともできる。親しい友人といっしょに歩けば、こころの交流も楽しめる。(中略)
  わたしはこれまでの人生でさまざまな運動をやってきたが、『やっぱりこれだ』と思うのは歩行である。年を重ねるにしたがって、からだとこころと治癒系を良好な状態にたもつために、人はますます歩行をたよりにするようになるだろう。」

この引用だと「というわけで」が唐突なので(笑)、中略部分が気になる人はぜひ本を読んでね。


そうは言われても、現代人はなかなか「あえて歩く」機会をつくることが難しいんじゃないかなーと思う。私も、仕事してたときは、時間がなかったわけじゃないけど、あえて歩きに行こうとはまず思わなかったし…。

今はゆとりが生まれてて、「そろそろ歩きに行くかー」「いやーもうちょっとあとでー」
「そろそろ行った方がいいんじゃー?」「んーでもー」「行こうよそろそろー」なんて会話を自分自身と繰り返して、それから出かけてもまだ時間はたっぷりとあるという日々。

またバタバタとする時期がやってくるかもしれないけど、その前に、歩くことの気持ちよさを今のうちにからだで実感しておけたらいいなと思う。

水無月予定

6月はまだほとんど予定を入れてない。
そしてあまり入れるつもりもない。

5月はちょっと入れすぎだったかもしれない。
しょっちゅう人と会ってた気がするし、お金もよく使った。

6月は、梅雨入りもすることだし、おとなしく過ごしたい。
家に籠って狂ったように読書したい。
あと、絵も描きたい。
英語の練習がしたい。
数学の復習がしたい。
どれもほとんどお金はかからない。

ワールドカップもあるけれど、
自分でもびっくりするくらい楽しみに感じてないので
問題ないんじゃないかな。
テレビないからほとんど情報にも触れてないし。
nakata.net cafeには今回こそ行きたい〜!とは思ってるけど
それだってきっと1回行けたら満足だと思うし。
そんなワールドカップイヤーも、あっていいだろう。

4月は必要に迫られてたのもあって精力的にやっていた「住処づくり」も
GWの失恋以降は全く手を着ける気力が湧かなかったので中断してた。
だから、いま部屋に「とりあえず」がたくさん放置されてる。
それも少しずつあるべき形にしていきたい。


あまり出かけないつもりだけど、
家に来てもらうのはウェルカムなので。
乞うご連絡☆


キャンドルナイトはしたいな。

ケータイ料金削減プロジェクト

ずっとずっとやりたいと思ってたことをひとつ、昨日片付けました。
なんと約1年半越し。

何をしたかというと、
ケータイ料金の見直しです。

自分の料金プランは果たして妥当なものなのか、
何か無駄な使い方をしてるんじゃないか、
自分の知らないお得なコースやオプションがあるんじゃないか等々、
だいぶ前から日常的に思ってたんだけど、
仕事のつらさに精神的余裕をなくし、
経済的に大して困らなかったのもあって、
ケータイ料金見直すなんてことは二の次三の次でした。

そんなちょっとしたことさえできなくなるほどのあの無気力感って
いったい何だったんだろう……。


それはさておき、
「そのうちちゃんと見直したい」「やる気が出たら必ず!」とは
思っていたので、自分の使い方の傾向が見られるように、
請求書の内訳明細だけは毎月とっておいたのです。
今日そのとっておいた明細をガサガサ出してきたら、
2009年1月請求分から揃ってたってわけ。
お待たせしましたー!って感じですよね。

それを使って毎月の請求金額を折れ線グラフにしたり、
固定費(基本使用料など)と変動費(通話料など)を分けて書き出して眺めたり。
auショップでもらってきたパンフレットやauのwebサイトを見ながら、
料金プランやオプションの妥当性を検討してみました。

ケータイの料金が「基本使用料+オプション使用料+ユニバーサルサービス料+
通話料+パケット通信料+消費税」という構成で成ってるのも
なんとなくしか把握してなかったな〜今まで。

auは「誰でも割」という2年契約にすると、いきなり基本使用料が半額になる
という割引制度があるということで、それも検討したんだけど、
2年以内に解約する可能性は大いにあるし(ワーホリ、2年以内に行きたいなぁ)、
今の私の契約の「年割+家族割」で、来月から割引率が41%になるので、
じゃあとりあえずそれでいいやと判断し、固定費部分はほぼ変わらず。

プランをひとつランクアップさせることで、無料通話を1,050円分から
2,100円分にして通話料を0にする作戦も考えたけど、
計算したらあまり割に合わない(通話料によっては、アップする基本使用料の
方が損しそう)ということがわかったので、それもやめた。

でも、こういうシミュレーションこそが、したかったんだよね!
だから、結果として契約内容は変えないんだけど、かなりスッキリしたよ昨日は!


固定費はほとんど変わらない。
だけど、月々のケータイ料金はもっと安くしたい。

…となれば、もちろん変動費(通話料+パケット通信料)を減らすしかない!
ということで、いろいろと改善できる点を考えました。

■電話はなるべくかけない
学生時代、ボラスタ時代は自分の中で当たり前だったこのルールも、社会人になってやっぱりちょっとゆるくなってたようで。
そもそも、ある用件を相手に伝えようとする時に、ちょっとくらい時間がかかってもメールを作って送信した方がいいのか、それとも電話して簡潔に伝えた方がいいのかを比較するために必要な条件、それぞれにかかる標準的料金ってものを把握していなかった。
調べてみたら、私のプランの場合、メール約500文字の目安が5円くらいで、それに対して通話は30秒で21円。火を見るより明らかですねー。
というわけで、電話はできるだけかけないことにしました。今使ってる使用量の3分の2くらいにできれば無料通話分に収まって0円にできると思うので、心がけ次第でけっこう簡単にクリアできる気がする。
「直接話すことを避けてメールでばかりコミュニケーションをとる若者」的な批判に過剰に反応して、メールで伝わると思うんだけど電話した方がいいのかな…?なんて悩むことも実はあったりしたけれど、ちょっと極端に考えすぎでしたね。用が足せることがまず第一で、そして私は友達とも、会社の人とも、知らない人とも、面と向かって話せるコミュニケーション能力を有している自負があるもん。気にせず、道具は上手く使おう。お金は大事。

■メールの画像添付は極力減らす
デコメールは全く送らない私にとって、おそらくEメール送受信のパケット代をくっているのは画像の添付ファイルに違いない…!友達にも割とよく写メるし、今デジカメが壊れているので、blogに載せる写真のほとんどはケータイで撮ってメールでPCに送っている(microSDを持っていないため)。
大したサイズではないとはいえ、文字だけのメールと比べたらやっぱりそれなりのデータ量であるわけで、これも必要最低限に留めたらずいぶん料金変わるのでは!?と思った(ちなみに、この「データ量」ってものを感覚的にわかるようになった自分がいて、あの仕事をして得ることのできたもののひとつだなぁとちょっと感慨があった)。
なので、とりあえずblog用の画像はメール送信でなく媒体で移動させるために、microSDとSDカードアダプター(1,500円くらいで買えるみたい)を買うことにした。
そして、画像添付したメールは極力減らします。

■EZwebのサイトを見るのは必要最少限に留める
ケータイを持ち始めた時はほとんど使っていなかったwebも、最近はだんだん使用頻度が増えていた。特に乗り換え検索とiタウンページのお店検索。それから、出先でblogの文章読み返したり。
便利なことには間違いないんだけど、どうしても調べなきゃいけないってわけじゃない時でも気軽に使っちゃってた感は否めず、ここも心がけ次第で割と減らせるのではと思ってる。
乗り換えは、家で事前に調べてメモったものを持って行けばいいし、お店や施設の場所だって、前もってちゃんと調べて行かないから出先で慌ててケータイを取り出すことになってたわけで…これも予め調べる習慣をつければきっと解決!
blogもね、会社生活で疲れてた時に、それを見ることで自分の存在確認みたいな安心感があったんだよね。だから、今はもう出先で自分の書いたもの読んでホッとする必要もあまりなくなってきたし。何より、「家帰ってからでいーじゃん」っていう自分の声に、「確かにー」って返せるようになった(会社時代は、何か追いつめられてて、「いや、でも、今すぐ見たい…!」だったの)。
家でのネット代も全額自分が払うようになった今、「家で見れるものは家で見ろよ!」って、切実に思うね。気をつけます。

さて、これでどのくらい減らすことが出来るのか…!?
6月使用分(7月請求分)から、プロジェクト始動です☆


おまけ:
料金削減のアイデアをネットで調べていたら、こんな記事見つけました。
むむ〜。
デコメールをよく送る人(またはよく受信する人)は読んでみてほしい。

デコメール、受信側もけっこう料金かかります!
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091207175552.html
ちなみに、1パケットは128バイトだそうなので、
1KB(キロバイト)のデコ絵文字は約8パケットかな。
まぁ絵文字は、生活の潤いとか楽しみではあると思うんだけど…
個人差はありそうですな。

晩ごはん

こんばんは。

こんばんは、

夕飯


切り干し大根のだしで玉ねぎのとろとろ煮
(それをごはんにかけて丼に)

クニッジュワ〜☆エリンギのバルサミコ漬け
(ホリケンかっ、そのネーミングはっ…!)













を、つくりました〜。


別記事書いてましたが、今日中にアップできそうにないので、
夕飯載せてみました〜。


あーおいしかった。

オーガニックレシピ手帖

おざこが貸してくれたレシピ本が大活躍中です。

うーらのオーガニックレシピ手帖 (エンターブレインムック)うーらのオーガニックレシピ手帖 (エンターブレインムック)
著者:庄司智子
販売元:エンターブレイン








簡単でおいしい!

ただでさえ自炊に慣れてなくて手際が悪いので
この簡単なレシピでやっと
普通の人の普通のレシピのスピードでできあがる、
って感じな気がします。

味付けの好みが、ドンピシャってのもあるかも。
とりあえず材料がそろってるやつとか、目に付いたものを作っていってるけど
どれも本当においしくて…!!

それから、ショウガとニンニクを使ってるレシピが多いってのも
私としてはポイント高し!です。
動物性たんぱく質を使わない料理で、うまみを出したいときに
この2つは欠かせない…!
しかも、今日読み終わった『癒す心、治る力』という素晴らしい本にも
この2つは治癒力を高める食べ物として、
朝鮮人参なんかと並んで(!)紹介されていた。

癒す心、治る力―自発的治癒とはなにか (角川文庫ソフィア)癒す心、治る力―自発的治癒とはなにか (角川文庫ソフィア)
著者:アンドルー ワイル
販売元:角川書店








( ↑ 超〜〜おすすめ!目からウロコ。医学に対する考え方が変わります。)


レシピ本の作者、「うーら」さんこと庄司智子さんのプロフィールも素敵☆

PROFILE
“残業したってお料理しちゃおう♪”
青山OLうーらこと
庄司 智子(しょうじともこ)

料理上手な母と晩酌命の父のもと、幼い頃から酒の肴を中心とした家庭料理に親しむ。病をきっかけに、食事の大切さに目覚め、以後「ラクして美味しく!」をモットーに野菜を中心としたレシピをブログ上で発信。その枠にとらわれないユニークな発想から生まれる料理で反響を呼ぶ。本業はwebデザイナー。2007年7月より自身のブログ「ooLife*オーガニックレシピ手帖*」を立ち上げ現在に至る。ほぼ毎日更新中。現在、有機野菜の会員制宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」の会員誌にてレシピを連載。好きな食べ物はエスニック料理とビール。


料理って、
素材 × 調理方法 + 味付け って感じだから、
載ってるレシピで、その組み合わせを変えることも可能で、
例えば「 アスパラ × 蒸す + 味噌ダレ」 を
「小松菜 × 炒める + その同じ味噌ダレ」にしてみたりして
そう考えると、載ってるレシピの何倍にも可能性が広がってく…!

これからまだまだ作るのが楽しみです☆

おざこ、さんきゅー!!

しいたけ


椎茸のとろろ詰め香ばしごま焼き













ラーメン









とんこつ風☆豆乳ベジらーめん

















蒲焼

ごはんがススム☆里芋の蒲焼丼


















パスタ

かぼちゃのジンジャークリームパスタ


















焼きびたし

かぼちゃと玉ねぎの焼きびたし





















明日は何をつくろうか

人間は、習慣の束

こないだ立ち読みした本で
「人間は、習慣の束です」
という言葉を読みました

その本は自己啓発書って感じではなかったけど
本屋に並ぶ、平積みの各種自己啓発書たちも
「習慣を変えなさい」とよく言っている

そしてそれはある角度からの真実だなぁと思います

「21日間続けられたら、それは習慣になった」というようなことを
書いてる本もあったなぁ

脳はそもそも飽きやすくできているので
1日坊主でも3日坊主でも
途切れて、あーあ…と思って
(もしくは、あ、そういえば始めたんだった…とか思ったりして)
それでもまた始めればいいんです
詳しくは『のうだま』という本をご参照あれ

ブログを毎日更新し始めて
21日は経過しました
習慣になったかな?

今日中に更新したいから
間に合う時間に帰ってこようと思ってたのに
ジーナと話してたら楽しくて、楽で
ブログのことなんてすっかり忘れてた…!
(別にジーナのせいじゃないからね、気にしないこと!笑)

だけど、日付が変わる前にちゃんと気付いたし
家で更新するには間に合わないけど
こうしてケータイからちゃんと書いてます
(ちゃんと改行されるかな…)

習慣になったかしらね


その立ち読みした本には
「習慣づけようとすることは、一時期にひとつだけにすること」
とも書いてあった
一度にあれもこれもと変えようとして
結局どれも挫折する人が多いらしい…

ブログを習慣にできたから
次の習慣にチャレンジしてこうと思います
そんな風にちょっとずつ今までと違う自分になっていったら
人生はむしろ変わってあたりまえかもしれない

地球交響曲 第三番 魂の旅

自然と人間、
いや、自然の中の人間、ということを考えるときに
何度も読み返したい本に出会いました。


『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第三番 魂の旅』

龍村 仁
角川書店


ドキュメンタリー映画監督である著者は、そのライフワークとも言えるシリーズ映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」の第3作目クランクイン直前に、最も重要な出演者となるはずだった友人、写真家・星野道夫を亡くす。ロシアのカムチャツカで、テレビ番組の取材中に熊に襲われたのだ。
撮影計画は「無に帰し」、なにもなす術がなくなった著者は、それでも何かに導かれるようにして、カナダ、アラスカ、ハワイへと赴き、星野を巡る様々な人々と出逢ってゆく。次々と起こる信じられないような“偶然の一致”。星野道夫は「慣れからつい注意を怠り、失敗して命を落とした」ただの動物写真家だったのか?
それは「見えない星野道夫」を撮るための、魂の旅だった―――。



「ぼくたちの中に眠っている一万年前の記憶が甦ってくるような映画にしたいね」と語り合ったパートナーであり、友人である星野道夫を失うという、痛ましい悲しみと虚無感は、
想像を絶するものだったと思います。だけれども、自分自身の直観と、「星野道夫は生きている」という体感を信じ、目の前に起こっていることに全身全霊で取り組み、自分のやるべきことを成し遂げた著者の意志の力と感性に、感動しました。

言葉では語り尽くせないことも多々あったと思います。
いや、この本が「魂」の話であり、「ワタリガラス神話」の話であり、「いのち」と「記憶」の物語である以上、言葉で伝えられることなど、ほんのわずかな部分だけだったのかもしれない、とさえ思います。

それでも、伝えようとペンを執ってくれた著者に、感謝したいです。



以下、ちょっと長いですが、「この言葉に出会えてよかった」と特に思ったところを引用します。
でも、最初から最後まで読んだからこそ一番心に残った言葉は、あえて載せないことにしました。
ぜひ、読んでもらいたいなと思います。

「一九九八年に『地球交響曲第一番』の撮影を開始して以来、出演者たちとの関係において、あり得ないような“偶然の一致”(シンクロニシティー)があまりにもたびたび起こった。初めのうちはそのことに驚き、感動し、心から感謝し、同時にそのことから本当に多くのことを学んだ。そして、この一見人智を超えているように見える出来事は、実は、人事を尽くしている時にのみ起こるのだ、ということを確信するようになった。
そんなことが起こることを期待したり、自分にそんな能力があるかの如く妄想する者には絶対に起こらない。自分の力がいかに限られたものであるかを思い知り、結果については思い煩うことなく、目の前にたまたま起こっているかに見える出来事に、全身全霊で取り組んでいる時、もしそれが本当に必要なことであるなら、“偶然の一致”が起こるのだ。
この世に“偶然”はなく、全ては必然である、ということがよくいわれる。
それは真理として正しい、と私も思う。
しかし、それは結果としてのみいえることであって、その真理を声高にいうことほど空しいことはない。目の前に起こっていることに全身全霊で取り組み、人事を尽くす、それだけでよい、と私は思っている。」
(傍点を下線に変更)

「二十世紀後半になって次々起こってきた環境問題、異常気象、不可解な事件、人心の荒廃、これらがみな、自然を“物”として見、“物”として扱ってきた我々の生き方に起因しているのではないか、という漠然とした気付きだ。
このまま進めば、我々自身が破滅してしまうのではないか、という漠然とした不安、その不安が、世界的な規模の環境保護運動、ニューサイエンス、ニューエイジ、精神世界ブーム、先住民文化への関心、古代文明の再評価等々を生み出していった。これらの動きは、“不安”をベースにしている動きであるが故に、さまざまな混乱や誤りも生みだした。
(中略)私は、科学技術の進歩と、自然を“見えない大いなる力”の現われと見る自然観が、決定的に背反するものだ、とは思っていない。いや、むしろ二十一世紀の科学技術は、“見えない大いなる力”への畏怖の想いと、そこから生まれてくる謙虚さ、繊細さ、想像力、感謝の心によって超高度に進歩する、とさえ思っている。
(中略)フリーマンは、弱冠19歳の時、アインシュタインに招かれてプリンストン高等学術研究所の教授となり、二十四歳で相対性理論と量子力学を統合するダイソン方程式を発見した数学の天才でもある。そのフリーマンが私にこんな話をしてくれた。
『宇宙の創成、生命の誕生の謎を知れば知るほど、我々の今の科学がいかに未熟であるかがわかってくる。ひとつの事象を科学的に理解する、ということは、その背後に科学的には理解できていないことが、百も存在するということを知ることだ。わかることによってわからなくなる、それが真の科学の姿であり、だからこそ科学の進歩があり、科学が面白いのだ。宇宙のメカニズム生命のメカニズムの実体に較べれば、今の我々の科学はまだ生まれたての赤ちゃんのようなものなのだ』(中略)
科学技術が悪いのではない。誰かが悪いのではない。問われているのは我々ひとりひとりの自然観・生命観・価値観なのだ。」


ピース ボートに乗船した時にその名前だけは知り、追って調べたりはしなかったものの頭のメモにずっとにひっかかっていた、「ホクレア号のナイノア・トンプソン」に も、私は再びこの本で出会うことができました。タイミングが来たのだな、と思いました。

お忙しい方は、この本の真ん中あたりに位置する「人はなぜ科学技術を選んだのか」という章(ほんの8ページ)だけでも、読んでみてほしいです。
2つ目の引用文を抜粋した章です。
スローライフやエコライフを実践しようと思うときに、科学技術に対してどう向き合うのか、という点で悩み、戸惑い、立ち往生してしまうことがよくあります。
そんな時に思い出したい一章です。


地球交響曲。
まだ映画は観ていません。
早く観たいです。シリーズすべて。

本はなかなか読めない…という方は、
映画をぜひ。

キリ番 7777

今更ですけども
カウンター累計の7777は
私がゲットしていましたー☆

4月の頭のことです

絶対アップしようとおもって写メまで撮っといたのに
すっかりタイミングを逃してしまっていた

7777




















このブログ始めた当時は
カウンター機能なかったし
プラグインに追加されたことに気付いてカウントし始めたのも
ずいぶん経ってからなんで
正確な累計訪問者数はわかりようもないんですが

それでも、カウントし始めたところから数えても
気付けば8500を超えてまして
着々と10000に近づいておりまっス!

すごいかも・・・

いつもご愛読ありがとうっス


「普通の女の子」

昨日今日と、泊まりで遊びに来てくれた3人は
同期入社10人(男6、
私含め女4)のうちの私以外の女子メンバー

うちの代の女子4人は、すごく仲がいい♪
(男性陣とは…まあまあ?悪くはない♪笑)

数ヶ月に1回は泊まりがけで遊ぶ
箱根に行ったり、インターコンチネンタル泊まったり
そんで、2ヶ月に1回は飲んでるんじゃないかな〜

大切な大切な友達です


3年前、入社直後の私は、正直言って本当に生意気で、
自信過剰で、ひねくれてたと思う
同期に対しても、「私はどうせ3年後には辞めていくし」と思って、
あんまり馴れ合わないようにしようと思ってたくらいだった
表面上はいい人っぽくしてたけど

でも一緒に研修を受けてく中で、
一人ひとりのパーソナルな面が
どんどん見えてきて
いつの間にか素でもっと仲良くなりたいって思うようになってた
私だって本当はもちろん腹を割って話せる友達は欲しかったから
それは素晴らしいことだったと思う

そして、そこからは私も心を開いて
みんなが仲良くなるために私にできることをしていった
でも、私だけがそうしたところで良い人間関係が築けるわけではないから
私たち(男性陣も含め、ね)が仲良くなれたのは、
一人ひとりがそうやって心を開いて行動したからだと思う
そのことに、私はすごく感謝してるよ

同じタイミングで入社して、同じ研修受けて苦労して…
同じ時期に同じようなことを学んで、同じような悩みを抱えて…
振り返れば、私たち同期が仲良くなれたのも当たり前のようにも思えるけど、
先輩や後輩を見たり、話を聞いたりすると
同期だからといって必ずしも「友達」になれるわけじゃないことがわかる
そう考えると、私たちがこんなに仲良くなれたこと(特に女子4人!)って
本当に幸せなことだなぁって思うんだ


こんなこと言っても嬉しいかはわかんないけど、
私は3人にお礼を言いたいことがあります

みんなのおかげで、
「なーんだ、私も普通の女の子だったんだ!」って気付けた気がする
「普通の女の子であることを楽しむ」ってことをわかった気がする


行ってみたかったお店に行って、美味しいものを食べたり

くだらない、どーでもいいような話題のおしゃべり

社内の気になってることについての情報交換


普段感じてることで、でもこんなこと思ってるの自分だけかも…ってことも、
話してみたら実はみんな思ってて爆笑したり

普段はあんまり好きじゃない…と思ってるカラオケも
たまに同期飲みの後にオールで行ったりするとやたら楽しかった


それまでの自分だったら、「今こうしてる意味って…」なんて
頭でガチガチに考えてしまっていたことに対して
ただ楽しいから、楽しめばいいんだ…!うきゃー!
って感じを、教えてもらった
特別なことは何もなくても、楽しいと感じられたら
とりあえずそれで幸せじゃんね!って感じを

何より大きかったのは、愚痴を言えるようになったこと
「愚痴なんて言っちゃいけない」「ネガティブな感情は持っちゃ駄目」
って考えに縛られてた「いい子」で「自己啓発かぶれ」の私は、
ずいぶん長いこと、みんなの愚痴を聞きながらも
自分はできるだけポジティブなこと言おうとしてたんだよね
今自分で思い出しても、ちょっとウザかったんじゃないかーあれは…と思うくらいに…
だけど、本当に本当につらくなった時に、もう耐え切れなくなって
ばーーっと嫌なこと吐き出したら、本当に気持ちが楽になった
聞いてくれたみんなの共感の言葉に
「別に愚痴ったっていいんだ」「溜め込んでストレスになるなら言った方がいい」
ってことがやっと実感としてわかった
私は別に特別な人間でも聖人君子でもなんでもなくて
ネガティブな気持ちもぐちゃぐちゃな思いも傷ついて黒くなった心も
全部持ってるただの「普通の女の子」で、
だけど、それを聞いてくれる友達がいる「普通の女の子」なんだ…ってことに
気付けたんだ


これから先、まだまだ挑戦したいことがたくさんあって、
もしかしたらその結果として
周りから「普通の女の子」と思われないような仕事とかライフワークとか
することになるかもしれない

だけど、どんな私になったとしても
我に返れば私はやっぱり「普通の女の子」なんだと思う
どんなにすごいことを成し遂げても、どんなにたくさんの人に囲まれても
私の人生を生きているのが私だけである限り、私はいつでも
何の変哲もない「普通の女の子」を自分の中に持ってる

だから、みんなと出会ってそれに気付けて本当によかったと思う
やりたいと思ったことができてもできなくても
身近な幸せに気付いて、それを心から楽しむことができるもん
考え過ぎずに


みんながいなかったら、
絶対、3年間あの仕事続けられなかったと思う


おすぎ、タカハシ、さとみ。
ありがとね。

まだまだいっぱい遊ぼうね!
これからもよろしく! ^^

3人のおきゃくさま

いま

辞めた会社の同期3人が遊びに来てくれてまーす

複数人のおきゃくさまがうちに来てくれたのは初めて

なんだか別の空間のようです

いやー宅飲みは楽しいねやっぱ


ひさしぶりに聞く会社の話題に、ちょっとした懐かしさを感じつつ

あーもう私はその世界から離れたんだなぁと思ったり


いつの間にか恒例になった誕生日祝いのサプライズも今回決行
(4月だったけど、遅ればせながら)

ピザとったり、フルーチェつくったり、ホールのケーキみんなでつっついたり

わいわいやってます☆
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