2010年08月

思い出すから、思い出なのに

いつからか、
「これ、後になって思い出したらどう思うのかな?」
ということをやたら考えるようになった。

それ自体は悪いことじゃないけど、
「後で考えた時の気持ち」を大事にしすぎて、
「今の気持ち」を疎かにすることも増えた。

例えば旅行。
旅に出ているその時、その場所でしたいことをして、見たいものを見て、
食べたいものを食べて、ただただ楽しめばいいのに、
「どういう旅行にすれば、後から振り返った時に“有意義な旅だった”と思えるかな」
なんて思っちゃうんだ。

ばかね。




「思い出とは なんですか?」 とあなたに聞かれた僕
  あったかくて 懐かしくて 優しいものと答える僕

  けどきれいなものに流されて 思い出の中ばかり生きる
  それじゃなんのための今なの? 思い出に浸るための今なの?

        RADWIMPS 『「ずっと大好きだよ」「ほんと?・・・」』より




♪ 思い出に浸る暇もないってくらいの思い出作りたい
  
そしていつか読み返そう むかしむかしあるところに…

                                    RADWIMPS 『おとぎ』より


『思い出したら、思い出になった』

ONE PIECE 長期(?)休載!

先ほどネットのニュースで発見!

国民的人気マンガ「ONE PIECE」、異例の長期休載を発表…集英社・少年ジャンプ

「長期」ってあるから、「え!?ええっっ!!?」クリックしたら、
9月6日発売号から4週にわたって休載」だ、そうです。
なーんだ。
どんだけ「長期」かと思ったわいな!!

漫画「ワンピース」が初の4週休載 新シリーズへの充電期間


4週の休載は、JUMPの常識から言ったら「異例」なのかもしれないけど、
私のワンピ生活にとってはそれほどの支障はなし。
JUMPを毎週買って読んでる小学生にとっての4週間はさぞや長いだろうけど、
コミックスの発売を待って読んでる27歳のおねーさんにとっては、
4週間は何か他のことに没頭して過ごしてれば、あっという間に経つ時間だよ☆

--記事からの引用--

作者の尾田氏は、自身初の連載漫画として『ONE PIECE』を1997年に開始し、
13年に渡って同作を連載。不定期に1週休載することはあったが、4週もの
休載は今回が初めてとなる。

--引用ここまで--

むしろ、この休載で尾田っちの心身の状態が整えられた方のが、
長い目で見て、ファンとしては好ましい展開になっていくと思いますねー。
実に単純に。

どんだけ儲かってようとも、時間はお金で買えないもんね!

JUMPを毎週買って読んでる小学生にも、周りの大人が
「13年間も週間連載を続けるってのは、とにかくすごいことなんだ!
 このお休みはあって当然、もしかしたら少ないくらいかもしれない!
 パワーアップして帰ってくるワンピを、待ってようぜ!」
って話してあげられるといいね♪


尾田っち!
思いっきり遊んでリフレッシュしてくれ!!

『水曜どうでしょう』鑑賞会

『水曜どうでしょう』が大好きな友達(PB48th乗船・女性)が、
日本史が大好きな友達に「試験に出るどうでしょう第3弾」を見せることになり、
日本史が大好きな友達
(PB48th乗船・男性)は私の友達でもあるので、
ちょっくらおじゃましてきました。
3つ先の駅なので、すぐそこなのです。

ちなみにご存知ない方のために説明すると、
水曜どうでしょう』は、北海道でむちゃくちゃ人気のあるバラエティ番組で、
北海道以外の地域でも、DVDで見てはまっている人がたくさんいるという、
伝説的な、好きな人は本当に好きな、そんな番組です。
私の会社時代の同期にも、ファンがいます。

Youtubeでも、小分けで見れたりします。
私は、今日見たやつしかまだ見たことないけど、かなり面白いです!

これが、今日見た
「試験に出るどうでしょう第3弾〜織田信長編〜その1」@Youtube


日本史好きな彼は、あまり感情表現豊かでない方wなので、
あまり大声で笑ったりしない。
『水曜どうでしょう』ファンの彼女は、反応が気になったのか、「面白い?」と訊いていた。
そしたら彼は「面白い」と言ってニヤニヤしてました。ははは。

ちなみにその彼は
「今日は薩長同盟だから、頑張らないと……!」と言っていた。



あ、大河ドラマですかw
てか、頑張るって何を・・・?ww
(ちなみに、かなり本気で言っている)
うちらが帰る時間について話していた会話の中で、
「8時から8時45分は身動きが取れないから……」
とも言っていたw
相変わらずだな〜と思った。

ピーセン時代はあまり絡みのなかった知り合い(PB47回th・男性)とも再会。
今日は、彼が料理をしてくれて、アボカドサラダ・生春巻・フォーのフルコースでした。
おいしかったーーー☆
料理も手伝わず、結局片付けもお言葉に甘えて全くやらず、
な〜んもせずにずっとDVD見ながら何か食べてたわw

なんとなくだけど、「気ぃ遣いぃ」が4人集まったような感じだったので、
あんまり気を遣いすぎても気の遣い合いがエスカレートしてしまうかなぁと思い、
今日の私はわりと「図々しく」を意識してました。
(といっても、周りからはそうは見えなかったと思うけどね〜)

『水曜どうでしょう』の後は、ラーメンズのDVDを見て、
最後には笑い疲れてたw

ホントにむっちゃゆる〜〜〜〜いメンバーで
ゆる〜〜〜〜い午後でした。

ごちそうさまでした。
おじゃましました。

小説書いてます

すでにブログ内で何回か書いたりしていますが、今、小説書いています。

書けないよりは書けた方が自由度が上がるな〜と思って挑戦し始めて、

最初は、書けても書けなくてもいいかな・・・・・・って感じだったけど、

だんだん本気で書きたくなってきた。

応募する賞を決めて、スケジュール立てて書いていこうと思います。

今日、公募ガイド買ってきた!

とにかくまずは一作書き上げて、いろんな人に読んでもらいたいです。


※船で一緒にブッカーをやった大好きな友達が、同じくらいの時期に漫画を(数年ぶりに)描き始めて雑誌の賞に投稿し、たまたま連絡が来て、お互いが似たような状況になってることを知った!その友達が昨日mixiの全体公開日記で「漫画描いてます」と書いていたので、おそろいで私も書いてみました☆私と彼女の共通マイミクの「マイミクシィの最新日記」一覧には、両方が表示されることでしょう〜♪

赤ちゃんにおむつはいらない

※おむつの話ですので、排泄に関する話題が出てきます。
  ごりょーしょーください。


またまた目からウロコな本に出会った・・・・・・!!

『赤ちゃんにおむつはいらない――失われた育児技法を求めて』
三砂ちづる〔編著〕 勁草書房
Amazonはこちら

「おむつなし育児」についての研究報告の本です。
ここで「おむつなし育児」という時には、
「なるべくおむつを使わない育児」くらいに考えてね。

・完全におむつなしで赤ちゃんを育てることは難しいけれど、
 できるだけおむつを使わないで赤ちゃんと暮らしていくことはできる(!)。

・おむつをずっとつけているよりも、
 おむつを使わないでいる方が赤ちゃんもお母さんも実は楽。

・おむつなし育児は、戦前の日本ではふつうに行われていたことだった。
 その知恵は時代とともに失われてしまって、おむつがとれる平均年齢も
 どんどん上がっている。

・おむつなし育児をすると、お母さんが赤ちゃんの出すサインに敏感になるので、
 親子間の絆が深まる。排泄のケアの時間は、大切なふれあいの時間にもなり、
 子どもは、親の気持ちが自分に向いているという安心感が増して、情緒的に
 安定する。

簡単にまとめると、こんな感じの内容!

90代、80代、70代の女性に、赤ちゃんの排泄の世話に関する経験について
聞き取り調査した結果や、インドネシアで行われているおむつなし育児の事例
紙おむつの登場とおむつはずしの実態の関係についての社会学的考察、
おむつなし育児を実践する保育園の取り組み紹介、
おむつなし育児体験記などなどで構成されてます。

あ、おむつなし育児のホームページ見つけました。
詳しく知りたい人はここを見てもらったら早いかも!
http://www.omutsunashi.org/


   *** *** ***

--引用--

「おむつなし育児」とはなんだろうか。たとえば、こういうことである。
生まれて二か月の赤ちゃんが昼寝をしていて、目が覚める。お母さんが「おしっこだよねー」といいながら、トイレにつれていく。赤ちゃんを「ささげて」あげると、すぐおしっこをする。お母さんが赤ちゃんを「ささげて」おしっこさせてあげることを「やり手水(ちょうず)」という。いまやほとんど死語となってい るこの言葉は、昭和初期までは、ふつうにつかわれており、おむつなし育児では重要な言葉である。トイレに赤ちゃんを連れて行って、やり手水してあげて、親子ともどもすっきりしてもどってきた。その日の朝、赤ちゃんは、おまるでささげられて、うんちしてきたそうである。まだ月齢の低い、おっぱいだけで育っている赤ちゃんでも、朝、お母さんが赤ちゃんの体をおこしてささげてあげると、うんちをいっぱいできることが多い。そうすると一日うんちしないことも多くて、「とても楽です」とお母さんは言う。月齢の低い赤ちゃんのうんちはやわらかく、おむつにすると、べったりとくっついてしまって形はわからないが、おまるでとると、すぅっと長いうんちをするそうである。おそらく、体を起こした姿勢のほうが赤ちゃんも楽なのだろう。わたしたちだって寝たままうんちをするのは大変だ。自分ではまだ起き上がれない赤ちゃんも体を起こしてもらえばきっと楽に排泄できるのだろうと思う。「まだ二か月なのに、うーん、ってきばってうんちするのが、もうかわいくてかわいくて」とお母さんはおっしゃる。
つまり、赤ちゃんが排泄について、言葉ではっきりと言えなくても、お母さんのほうが赤ちゃんが排泄したい、というサインを読み、あるいは、体の動きから察して、タイミングを見てトイレに連れて行ってあげたり、おまるに座らせた り、ささげてあげたりする、ということである。それは、月齢の低いときから、やってみることが可能である、ということで、それをわたしたちは「おむつなし育児」と呼んでいる。

--引用終わり--
(『赤ちゃんにおむつはいらない――失われた育児技法を求めて』
三砂ちづる〔編著〕 勁草書房 より)


もうこれだけでも目からウロコじゃない!?
常識がひっくり返るような・・・・・・!


聞き取り調査での、あるおばあちゃんの言葉はとても印象的。

--引用--

「生まれたての赤ちゃんに、紙おむつのような工業製品をつけたら、よくないと思うよ。デイサービスでも、お年寄りはみんな紙おむつをはいていて、それもよくないと思う。私も病院に入院した時にそれをつけられた時は気持ち悪くてね。すぐにおなかの調子が悪くなった。それで紙おむつをやめてもらって、家から普通の布のパンツをもってきてもらったよ。あんな気持ち悪いものを、生まれたての赤ちゃんにつけるなんて、かわいそうだなぁ。赤ちゃんのうちくらい、手をかけてあげればいいのになぁ。たっぷり愛情かけてあげればいいのに。大きくなってからじゃあ、遅いんさ。」

--引用終わり--
(『赤ちゃんにおむつはいらない――失われた育児技法を求めて』
三砂ちづる〔編著〕 勁草書房 より)


これを読んで、このおむつなし育児の話って、
私がこのブログでも書いたことある「月経血コントロール」の話と共通する部分があるなぁと思った。(そもそも、この本に出会ったのは、三砂さんが「月経血コントロール」の本を書いていることがきっかけ)

過去ログはこちらから
「生理の血を全部トイレで出す。」
「毎月感動してること」

要は、体にとって、どうすることが一番快適か、どうしたら体の持つ本来の力を引き出せるか、そういうことな気がする。

   *** *** ***

おむつなし育児を体験・研究した「おむつなしクラブ」による
おむつなし育児からの10の発見

1)赤ちゃんはトイレやおまるで排泄できる
2)赤ちゃんは排泄のサインを出している
3)ホーローおまるはおむつなし育児の「頼りになる助っ人」
4)おむつなし育児は家事を楽にしてくれる
5)生後2か月頃から排泄のリズムができてくる
6)発達段階で、赤ちゃんの排泄状況も大きく変化する
7)粗相をされるのは段々気にならなくなる
8)家族や周囲の理解とサポートはおむつなし育児に不可欠
9)「うんち・おしっこ」で幸せになれる
10)おむつなし育児で育児の自信がつく

詳しくは本を読んでください!(笑)

   *** *** ***

みんなあんまり声に出して言わないことだけど、
「赤ちゃん育てるってことは、毎日うんちやおしっこの処理をしなきゃいけないって
 ことだよね・・・・・・自分にできるだろうか・・・・・・」
って思っている未婚の(あるいは既婚で未産の)女性はけっこういるんじゃないか?
と思う。なぜなら、私がそうだから。

もちろんそれが理由で子どもを産みたくないなんていう女性はほとんどいないと思うけど、「まだ産まなくていいや」っていう気持ちをほんのり後押しするくらいの影響力はあるような気がしてる。
清潔世代と呼ばれるような若い世代は特に・・・・・・。

実際に
その状況になればできるだろう、とはみんな思っていて、実際にそうなる人がほとんどだけど、それでも漠然とした不安が存在することには変わりないよね。
だって、今までの人生で、人のうんちやおしっこの処理をする生活なんてしてきたことがないんだから。しかも、下の話だから、その不安をだれかと共有することも難しい・・・・・・みたいな側面もある。

だけど、この本を読んだら、赤ちゃんの排泄の世話をすることがけっこう楽しみになってきた。少なくとも私は。
なので、そんな人にも読んでほしいなぁと思ったりした。
もちろん、女性以上に「俺にそんなことできんのか!?」と実は思っている男の人たちにも!

ちなみに、赤ちゃんがホーローおまるにしたうんちやおしっこは、お風呂の残り湯を入れて、家の水洗トイレに流して、はい終了!だそうです。なんて簡単・・・・・・!

   *** *** ***

--引用--

お母さんの声
「保健士さんに『赤ちゃんを頻繁にトイレに連れて行くのはつかれませんか?』と言われましたが、おしっこやうんちをおむつにされるまで待ってて、汚れた大量のおむつを洗濯する方が憂鬱です。」(中略)
「(トイレやおまるでさせる育児が)安定稼動に入ると、ほとんどおむつが濡れないので、毎日のおむつ洗濯の苦労から解放されて、人生を取り戻した気持ちです。毎日大量に洗っていたのが、今では一日おきに一〇枚程度に!」

--引用終わり--
(『赤ちゃんにおむつはいらない――失われた育児技法を求めて』
三砂ちづる〔編著〕 勁草書房 より)


これは、布おむつを使ってるお母さんの声ですね。
私もいつか育児をするなら布おむつ派だから、すごく参考になる言葉だった、というか、ちょっと感動すらしてしまった・・・!「人生を取り戻した気持ち」って。

紙おむつしか使ってない人には、この「おむつの洗濯」はないわけだけど、紙おむつだってお金かかるもわけだし、取り替える手間とか、今後石油製品に依存する生活を見直していかなきゃいけない時代になっていくことを考えると、やっぱり参考にはなるんじゃないかな。
ゴミも減ったら気持ちいいはず!

   *** *** ***

なんか、衝撃を受けすぎて、伝えたいことがいろいろありすぎて、
上手くまとめるのが難しい・・・・・・!
興味持ってくれた人は、実際に本を読んだり、HPを訪れるのをおススメします!


私が伝えたいことは、おむつなし育児っていう具体的な方法もそうなんだけど、
もっと広げて言うと、
「思い込みで可能性を狭めてしまっていないか、常にチェックしてみよう!」ということ。

人間の身体や精神は、多くの人が思っているよりも、もっとずっとすごいもので、
たくさんの可能性を持っている、それをいきなり引き出すことは難しいかもしれないけど、
そんなのあるわけないと思い込んで生きていくのはもったいない!ということ。

一生育児をする機会がない人にとっては、おむつなし育児の話をしたところで自分には関係ない話だと思うだろうし、逆立ちしたって月経を経験することのない男性にとっては、月経血コントロールの話もピンと来ないだろう。

だけど、「一般的に常識と思われてることが、実はそうでもない!もっと快適な方法がある!」という部分を抽出して感じてもらって、自分の生活の中でももしかしたらこういうことがあるんじゃないかと考え始めてもらえたら、そういう視点をつくることができたら、私としては本当に嬉しいです。

続・野菜を干す

前編はこちら。
野菜を干す


反響をいただきました「干し野菜」について!
もうちょっと詳しく書きたいと思います。

★まずは本の紹介
干し野菜のおいしいレシピ―甘み、香り、歯ごたえがぐん!とアップ干し野菜のおいしいレシピ―甘み、香り、歯ごたえがぐん!とアップ
著者:本谷 惠津子
家の光協会(2008-10)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

私が干し野菜を知ったのは、この本がきっかけです。
なので、この本を読んでもらえば、ほぼ私と同等の知識が得られます(笑)。
この他にも干し野菜についての本はいろいろと出てるみたいなので、
本屋なり図書館なりで探してみてくださいな。
ネットで検索しても、いろいろヒットすると思います。

この本のオビには、「日だまりさえあれば、せまい場所でも大丈夫。」
あぁ、あっぴー、残念・・・・・・部屋干しはダメみたいです。
日光に当てるというのが重要なのね。
(あ、でも、部屋ん中でも日が当たってればいいのか。どう?)

例として載っている野菜は。
根菜:大根、じゃがいも、長いも、れんこん、にんじん、ごぼう、かぶ、さつまいも
葉菜:セロリ、キャベツ、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、ブロッコリー、アスパラ、チンゲンサイ
果菜:トマト、なす、かぼちゃ、きゅうり、ゴーヤ、ズッキーニ、ピーマン、パプリカ
きのこ・ハーブ:しめじ、エリンギ、ローズマリー
果物:りんご、キウイフルーツ、柑橘類の皮
といったところ。
ま、要はなんでもありってことだと思います、私は。

本には、料理に合わせた切り方とか、
アクの出る野菜のアクの抜き方とか、
保存する時の注意点とか、
それぞれの干し野菜のおいしさを活かすレシピなどが載っていまーす。

調理方法も、焼く・煮る・炒める・揚げる・和える・漬ける・炊き込む、に分かれていて、
これまたなんでもありって感じ。
レシピを見てても、干し野菜だからこう調理しないといけない、みたいのは何もなくて、
普段する料理と同じ感覚で干し野菜を使えばいいみたい。

生とは違う歯ごたえや、旨味、甘みを楽しんでね。


★さて、つぎに私の活動報告(写真つき)
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これが、2日間干したオクラです。
明日焼きうどんに入れて食べる予定♪


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塩を振って、出た水分を拭き取ってから2日間干したナス。
カラッカラです。
昼間に、ミニトマトの中身と一緒にスープにして食べたよー。
うまかー。


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こちらが、そのミニトマトの外側。
トマトは、中のタネを取り除いて、ちょっと塩を振ってから干します。
そうしないとカビが生えやすいそう。

色きれいだよねー。
『干し野菜のおいしいレシピ』に、
「インテリアとしても楽しんで・・・」と書いてあって、最初笑ったけど、
確かに、おしゃれに並べたら、なかなかオシャレよーこれー。

このミニトマトは、実家からもらってきたやつなんだけど、
正直、生の状態ではおいしくないやつだった。
硬いし、熟し切ってない感じだし、食べても一度に3〜4個ってとこ。
干すっていうアイデアがなかったら、絶対にこんなに量もらってきてない。
でも、中のタネを取り除いて干してみたら、
むちゃくちゃおいしくなった・・・・・・!!
私、これ、干してるやつの様子を見に行くたびにばくばく食べてましたからね(笑)。
水分が飛んで、甘みが増して、フルーツみたいだった。
あまりにもおいしくて、海の家にも持ってって茜に食べさせたよ♪

うちの母が言うことには、トマトは(うちで採れたのはミニトマトだけどね)、
採ってから時間が経つほど糖度が下がるんだそうだ。
トウモロコシも確かそうだ。
っていうか、感じられるかどうかは別として、そういう野菜は多いんじゃないかと思う。
失われた甘みを復活させるために、干すのはいい手なのかも。


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かぼちゃビフォア。


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かぼちゃアフタア。

これ、どうやって食べよっかな〜。


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玉ねぎビフォア。


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玉ねぎアフタア。

この、見た目の変わりっぷりも、楽しみどころのひとつね。

よし、カレーにしよう。
夏の終わりの、干し野菜カレー。
とてつもなく美味しそうではないか。


私はヒマだったので2日間も干したけど、
2〜3時間の「ちょっぴり干し」でも歯ざわりが変わったり、
栄養価が高まったりするみたいです。

何日間かかけて「しっかり干し」する時は、
夜露に当てないように夕方には取り込むこと。
湿気は大敵!カビます。
私は、トマトを2日間干した時の1日目の夜は、
一応冷蔵庫に入れておきましたよー。

干し道具は自由。
私はファスナー付きの網だけど、ザルとかカゴでもいいみたいだし、
ケーキクーラーとか、皿とか、新聞紙でもいいみたい。

自分の食の好みやライフスタイルに合った干し方を研究するといいですね!


★さいごに、私が「干し野菜」について思うことあれこれ

実際に自分で野菜を干してみて思ったのは、
「これって、すっごくスローなクッキングだなぁ」ってこと。
トマトとピーマンとズッキーニのスープ作るにしても、
野菜を切って干すところから調理開始と考えれば、
実に2日間かかって作ってるわけですよ、これ。
非常〜〜に心豊かな家事だなぁ♪という感じですねぇ。
お日さまに対しても、ありがたい気持ちになるし。


それから、野菜の保存というと多くの人が思いつく方法に
「冷凍」があると思うんだけど、私はあんまり冷凍ってしない人なんです。
別に、アンチ冷凍っていうわけでもないんだけど、
電子レンジを持っていない(思想的に、あえて持っていないw)私としては、
解凍がめんどう(蒸し器か、時間を計算して前もって自然解凍か)。
それから、万が一何かが起こった時に、冷蔵庫や冷凍庫がなくても
暮らしていける自分でいたいなぁと、いつもどこかで思っているのね。
そこが、干し野菜に惹かれた根本かもしれない。

例えばだけど、大震災が起こって、しばらくの間電気やガスが使えなくなった時に、
「日光を使って調理する」という発想があるのとないのとじゃあ、
生活の質がちょっと変わると思わない?
非電化工房の藤村さんも、ソーラークッカーみたいのを発明してた、確か)

野菜を干して保存するっていうのも、もともとは、たくさんとれた野菜を
より長く保存して、おいしくいただくってことが目的だったはず。
切り干し大根やドライトマトも、そういう思いの元に作り出された知恵ですよねー。
だからね、その知恵に敬意を表したい!みたいのもけっこうあるかな。

まぁ、平時は、バランスよく電気やガスのお世話になるのももちろん賢いことだけど
(実際に、大いにお世話になっているし)、
原発に反対している人間としては、あんまり電気に頼り過ぎない生活ができる
人間でいたいよなー、とは思ってます。いつも。


あとは、ちょっぴり専門的な話になってしまうけど、
マクロビオティックの陰陽理論では、トマトやナスは「極陰」と言って、
体を冷やすのでできれば(日本に住む日本人なら)食べない方がいいものとされてて、
私も、どーしても食べたい!って時以外は食べないようにしてるんですが
(無農薬のトマトは値段がやたら高いってのもあるし)、
この「陰性」っていう性質は、日に当てて水分を飛ばすことで弱まるんです。
私も詳しいことはよくわかんないけど、とりあえず、
生のままでトマトやナスを食べるよりは、干したトマトやナスを食べる方のが、
マクロビ的には体に良い、ということですね。
そんな理由もあって干してたりします。



そんな私の、干し野菜ライフでしたー。
ご質問ある方、どうぞ!

『坂道の向こうにある海』

昨日の記事に書いた『坂道の向こうにある海』、読み終わった。
昨日の記事「小田原が舞台の小説」はこちら

実在するお店が4つほど出ていたよ!
お堀端から商工会議所に向かう道にあるイタリアン、マルツォ。
駅前の赤ちょうちん居酒屋、鳥亭。
万葉の湯の斜向かいにあるオシャレ居酒屋ダイニング、RYO。
裏駅(西口)のお寿司屋さん、時よし。
私が行ったことがあるのはRYOだけだ!
それでも、嬉しかった!
マルツォ、鳥亭、時よしも行ってみたくなった!

ちなみに、小田原城で毎年やってる薪能(たきぎのう)も出てきた。
※・・・・・・!今検索してみたら、薪能、財政難で今年から中止だそうだ!
  カナコロの記事


生命の星・地球博物館も。
私まだ行ったことないんだけど、よさ気だね。

主人公たち(語り手が替わる連作短編)の年齢が、
ちょうど私と同じくらいってのもあって、なかなか良かった。

カテゴリーとしては、恋愛小説なんだろうけど、
さらさらした感じで、あんまり恋愛の部分は濃くなくて、
けだるい、遅れてきた青春小説みたいな感じでした。

6篇あるうちの2篇目に書かれたのは「小田原ウメ子」というタイトルの短編で、
初出を確認すると、これが書かれた時にはウメ子はまだ生きていた。
『小説現代』という文芸雑誌に、2008年4月から3ヶ月おきくらいで発表されて、
6篇目の「坂道の向こうにある海」(本のタイトルにもなっている作品)が
掲載されたのが、2009年8月号。
ウメ子は、その翌月、2009年の9月に永眠。

椰月さんの、ウメ子への愛が伝わってくるから
(それでなくても、多くの小田原市民にとってウメ子の存在は特別だった)、
推測だけど、彼女はこの連作短編を
「書いてよかった」って思っただろうなぁ、って思った。

前を向いて歩こう/寿[kitobuki]

かの有名な、『上を向いて歩こう』のとっても簡単な替え歌、
『前を向いて歩こう』、知ってますか?

大好きな一曲です☆
ぜひ聴いてみてー!



昨日は、茜に誘われて、
葉山の森戸海岸にある伝説の(?)海の家・OASIS
寿のライブを聴きに行って来た。

OASISは、なんと毎晩ライブをやっている。
「生の音楽が聞ける貴重な海の家」なんだって!
建物は竹とトタンでできていて、なんだかとっても南国的雰囲気!
集まっている人たちの発するオーラ(?)といい、
日本じゃないとこに来たみたいだった。

『前を向いて歩こう』は、
『上を向いて歩こう』を作詞した永六輔さんからも
「今までろくな替え歌なかったけど、これはなかなかいいじゃねぇか!」と
お墨付きをもらったんだとか。
そいつぁ知らなかったぜぃ!

寿は今年25周年。
OASISでは毎年歌ってるそうで、今年で15年目くらいになると言ってたかな。
ちなみに、OASISは今年30周年だそうで。
OASISで歌うのを毎年楽しみにしてるって、ボーカルのナビィが言ってた。
その気持ちがビンビンに伝わってくる、大盛り上がりのライブだったよー!
(Youtube画像見てもらってもわかるように、ナビィはテンションバリ高です!)


ライブ後、バイトを終えたジェーン(船友達)が来てくれたんだけど、
泡盛の飲み放題で完全に酔っ払った私と茜につき合わせてしまい、
申し訳なかったよよよぉぅ〜〜〜〜。
(もちろんこれは、朝になってから思ったことだけどw)

久しぶりに、「飲むぞ!」と意気込んで出掛けたものだったから、
調子に乗ってしまい、さらにライブの盛り上がりがそれに拍車をかけ、
夏の夜の海という開放感も手伝って、ここ数年で一番酔っ払った・・・・・・。
ひどかった・・・・・・ww

しばらくお酒はいいや。。。
少なくとも泡盛は。。。

なんか、健康的な生活してたから、振り子が逆にふれたような気もした。
普段からテキトーにガス抜きするのも必要かもねぇ。


小田原が舞台の小説

椰月美智子(やづきみちこ)さんという小説家がいる。
作品は読んだことがなかったけど、なんとなく字面が「那智子」を連想させて(笑)、
気になっていた人。

その椰月さんが、なんと、小田原出身・小田原在住だということを知った!
「WEB 本の雑誌」のインタビューはこちら

『坂道の向こうにある海』という作品が、小田原を舞台にしたものだというのも知って、
さっそく図書館で借りてきた。
今読んでいるところ。
地元民にはよくわかる風景の描写がたくさんあって、嬉しい。
学橋、久野川、ベルジュのファーストキッチン、移転した警察署、山王橋から見える海etc.
まだ途中までしか読んでないけど、
城址公園の象のウメ子にテレパシー(?)で話しかけたり、
国道一号線に箱根駅伝を見に行ったりする場面に激しく共感しています。
※城址公園の動物園にいた象のウメ子はもう死んでしまったけどね。
  この小説は「小田原ウメ子に」と、故ウメ子にささげられています。
  (ウメ子の苗字が「小田原」だったって、初めて知った・・・・・・!)

なんだかとっても親近感が湧いてきたので、
彼女の作品はいろいろと読んでみようと思う。

   *** *** ***

小田原が舞台の現代小説と言えば、もうひとつ思いつくのが、
中村航(なかむらこう)さんの
『あなたがここにいて欲しい』。

これは確か会社の同期が教えてくれて知った小説。

これも、やっぱり城址公園の象(ウメ子)が大きなモチーフになってる。
細かいところはちゃんと覚えてないけど、この話も、ただ単に小田原が舞台として設定されているというよりは、小田原の描写がいろいろ出てきて、おそらく「小田原を書く」ために書かれたんじゃないかな、と思わせる作品。
だから、わかる人には嬉しい文章になってる。「山の上にある高校」とか(笑)。
大雄山線の小田原駅から緑町駅までが近すぎて、走って電車に追いつくんじゃないかとか、そういう地元ネタが、ね。
「守屋のあんパン」も出てくる!(地元では有名な、あんこぎっしりのあんパン)

わりと短くてすぐ読めるので、小田原っ子にはぜひおススメしたい一篇です!
(あ、もちろん小田原っ子じゃなくても!)

   *** *** ***
「西さがみ文芸愛好会」というのに所属しているらしいうちの父のおススメは、

ちょっと古くなるけど、
立原正秋(たちはらまさあき)の『舞いの家』。
この作品は、1972年にテレビドラマ化もされて、当時はずいぶん人気があったらしいよ。

読もう読もうと思いつつ、私はまだ読めていなんだけど・・・・・・。


この他にも、小田原が舞台になっている小説、
もしくは小田原が出てくる小説って、けっこうある。

現代文の授業で習うような有名な作家の名前で挙げると、

永井荷風 『地獄の花』
島崎藤村 『春』
谷崎潤一郎 『羹(あつもの)』『不幸な母の話』
芥川龍之介 『トロッコ』
太宰治 『斜陽』
etc.

『トロッコ』なんて、中学の教科書に載ってたし・・・・・・!
主人公の男の子が乗った「トロッコ」は、
小田原-熱海間の軽便鉄道敷設工事に使われていたトロッコだったんですねぇ。

『斜陽』もかなり有名な作品だと思うんだけど、
この小説の舞台になっている下曽我という市内の地区は、
うちの実家から自転車で10分くらいのところにある、地元も地元、超地元です。
『斜陽』の舞台が下曽我だという話は前々から父に聞かされていたけど、
最初は『斜陽』の日本文学史的位置もよくわからなかったので、
「ふ〜ん
(本当にそうなの?)」とか
「あ、そうなの?(それって別にそんなにすごいことでもないじゃ?)」
とか思ってたけど、小説いろいろ読むようになって気付けば、
やっぱこれはすごいことだと思った。

今さっき気まぐれに検索かけてみたら、
『斜陽』の舞台になった下曽我(曽我谷津)の別荘は、
去年の12月に全焼してなくなってしまったそうだ!
そんな事件があったなんて・・・・・・知らなかった!
もしくは、父が何か言ってたかもしれないけど、聞いてなかっただけか?
大磯の吉田邸の火災は大ニュースだったけど、
太宰ゆかりの小さな別荘の全焼なんて、そんなにニュースでもなかったのかなぁ。

「雄山荘焼失を惜しむ」
その別荘を建てた方のお孫さんに当たる方のブログ記事


それにしても去年て・・・・・・。
近所にそんな所があるって知ってたら、見に行ったのになぁ。
(下曽我が舞台とは知ってたけど、その別荘のことは知らなかったので)
まぁ、人生そんなもんか。
いや、しかしこの焼失はもったいなかったね。
とりあえず、このブログ記事が読めてよかった。

   *** *** ***

うちの父が小田原をこよなく愛しているのは、
こういう文学的な理由も少なからずあるんだろうなぁというのは、
完全に余談です。


私もいつか、小田原を舞台にした小説が書きたい!!

野菜を干す

火曜日は、更新を忘れそうになることが多い!
フットサルしに行っちゃうから!
蹴る前に更新しておこう…。


5月におざこから『干し野菜のおいしいレシピ』という本を借りて以来、干し野菜がしたい!とずっと思ってた。野菜を干す網まで一緒に借りたし。

干し野菜なんて、適当な野菜を切って干しとくだけなのに、なぜかなかなかできないまま時間が経ってた。すでに8月。

その、干し野菜を、昨日と今日やっとやりました!

自然栽培野菜の宅配を取り始めたのと、実家から父の育てた野菜をいろいろもらってきたのが重なって、「こりゃ〜乾燥させて長持ちさせないとヤバい!」と焦ったのが逆によかった。

とりあえず、オクラ、ピーマン、トマト、ナス、キュウリ、ズッキーニをそれぞれに切って、網に並べ、ひたすら日に当てる。
これを、昨日と今日の2日間。

どれも程よくカラカラになった!
トマトだけはまだけっこう水分残ってたけど…食べてみると、ドライフルーツみたいな食感!
美味しい!旨味が凝縮されてる感じ!

保存のため…と思ったけど、あまりにもおいしそうなので、今日の夕飯にだいぶ食べちゃいました。
トマトとズッキーニとピーマンをニンニクのすりおろしとコンソメで煮てスープに。
キュウリとトマトを、バルサミコ・サラダ油・醤油・粒マスタードを混ぜたたれで和え物に。
どっちもすっごーく美味しかった!

・干すと、かさがかなり減るので、同じ野菜でもたくさん食べられる

・歯ごたえがよくなるので、満足感が増す

この2つが発見でした!


明日は玉ねぎを干そう…!
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