おすすめの韓国映画です。

『トンマッコルへようこそ(
웰컴 투 동막골
)』 2005年
Yahoo!映画
Wikipedia記事


戦争って本当にバカバカしい。
ましてや同じ言葉を話す同じ民族が殺しあうなんて…違和感極まりない。
こういう形で見せてもらえると、よくわかる。

言葉を介さなくても伝わる気持ち。
ひょんなきっかけで縮まる距離。
ほのかな恋心。
みんなで食べるごはん。

一人の人間同士として向かい合うことの自然さも、
戦争は見えなくしてしまう。

何気ない日常の大切さを忘れないためにも、
過去の過ちを見つめなきゃいけないんだね。




ジブリ好きの監督の、
ジブリ映画へのオマージュがところどころに見えるのも嬉しいです。

追記

韓国の人たちはなぜか、悲劇がとても好きです。

いや、好きっていう自覚があるのかわからないけど、
とにかく韓国で「良い作品」というと、その多くが悲劇。

「恨(ハン)」と呼ばれる文化的感情によるものらしいけど
(恨みとは違うもの)、詳しくは朝鮮文化の本でも読んでみてください。

文化の違いって面白いね。



どうでもいいけど、この映画のシン・ハギュン氏は、
ゾノと同系統のワイルドっぷりだと思った(笑)。