小学生の頃は、漫画家になりたかった。

『幽々白書』が大大大好きで、『アニメディア』(アニメ雑誌の名前。今もまだあるのか?)にイラストを投稿したりもしてた。今でも、Gペンとかスクリーントーンとかカラス口とか聞くとぴくっと反応します(今カラス口を使っている人はなかなかいないと思うが)。

でも、自分が描きたいと思ってるイメージと、実際に描けるもののあまりのギャップに、「自分は絵が下手なんだ…」とコンプレックスを抱いて、いつの間にかだんだんと描かなくなってしまった。
絵を描かなきゃいけないような機会があると「いや、私、絵心ないんで…」なんて言って、できるだけ描かないようにして大人になってきた。その間に文章が書けるようにもなったし、別に絵は描けなくてもいいや、って思ってた。

だけど。

今年の4月に改めて『ONE PIECE』にハマってから!
私の中の「描きたい気持ち」にまた火が点き始めた。

『ONE PIECE』の作者、“尾田っち”こと尾田栄一郎氏の絵(漫画だから、「画」かな)を見てると、「私もこんな風に楽しく描きたい!」って気持ちにさせられるんだ。
もう本当に、見てるだけで「この人は、漫画描くのが心の底から好きなんだなぁ!」ってのが伝わってくるの。
個性的で、躍動感があって、ユーモアに溢れてて、お洒落で、魂がこもってる!
そんな画と毎日一緒にいたら、「また、描きたい」って気持ちが湧いてきた。

そもそもが上手くなくて描かなくなってしまった上に、もう十数年も描くことを避けるようにして生きてきたんだから、ブランクは百も承知。
上手くなろうとかじゃなくて、もう一度「絵を描くのってやっぱ楽しいや」って思えるようになりたいってことなんだ。
もちろん、下手な絵よりは上手い絵が描けたほうが楽しさは増すから、楽しみながらできる範囲で練習したりもしようとは思ってるけどね。
「上手いとか下手とかじゃなくて、描くことが好きなら、描き続ければよかったんだ…」
今になってそんな風に気付けたから(大人になったかな!?)、今更とか思わずに、またここから始めたいって思う。

と、いうことで、最近たまに落書きをしてます。

これは、さっき描いたチョッパー☆(もちろん、お手本見ながらだよ^^;)
どちらかと言えば上手く描けた方だ!
このあたりから始めますわ〜〜^^

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