かつての『りぼん』っ子、
全員注目ー!(●´▽`●)ノシ


 
いよいよ今日から始まりました!
りぼんの「ふろく」の魅力をたっぷり詰め込んだ、見たことない展覧会!
その名も・・・
「LOVEりぼんFUROKU
 250万乙女集合!りぼんのふろく展」
        @京都国際マンガミュージアム

https://www.kyotomm.jp/event/love-ribon/

本日、さっそく初日の会場に潜入して来ちゃったんですが、
もうね、とにかく会場が、とんでもないことになってます(笑)。

場内撮影禁止なので、写真をアップできないのが残念ですが〜〜あああ〜〜〜
テレビや雑誌?の取材がいろいろ来てたみたいなので、
そのあたりは各種メディアをチェケラ☆(明日以降、検索してみよう)

いや〜、もう、とにかく、
めちゃめちゃ素敵な展覧会になってます

 
これは、見ないと損!!!
断言できる!!!
関西以外の地域からでも見に来た方がいい!!!

今回の展覧会の担当研究員さんである倉持佳代子さんのギャラリートーク
聞いてきましたので、そのへんからの情報も交えつつ書きたいと思います。

 
まず、会場の入口には、『りぼん』のふろくに彩られた90年代の女子小学生の
学習机が再現されていて、入口に立った瞬間にグッと時間が巻き戻されるかのよう!!

 
そして、奥に進んでいくと・・・
ふろく、ふろく、ふろく・・・!!!
壁一面のふろくですよー
 
会場(マンガミュージアム2階のギャラリー1〜3)は、それほど大きくはないのですが、それでも3部屋に渡って展示された歴代ふろくの総数は2000点近くに上るとのこと(当初プレスリリースの時点では、1000点余りを予定していたそうですが、その後予想外にどんどん増えていき、最終的にここまでに膨れ上がったそうです)。

りぼん創刊の1950年代のふろくから、ありました(数は少ないけど)。
年代順にコーナーが進んでいきます。

 

そして、今回の展覧会の特徴は、なんと言っても、
「ふろくが組み立ててあること」!!なんだそうです
これだけの量のふろくが、「組み立てられた状態」で見られる機会はまずないみたいですよ。

 
 
ときめきトゥナイト

銀曜日のおとぎばなし

月の夜 星の朝

お父さんは心配症


星の瞳のシルエット

銀色のハーモニー

ちびまる子ちゃん


姫ちゃんのリボン


天使なんかじゃない

ご近所物語

ハンサムな彼女
ママレード・ボーイ


赤ずきんチャチャ


ベイビィ☆LOVE

こどものおもちゃ

グッドモーニング・コール


神風怪盗ジャンヌ

などなど・・・もちろん他にもたっくさん!


もったいなくてなかなか使えなかったレターセットやシール。

上手く組み立てられて悦に入っていた箱モノ系。


お姉ちゃんと一緒に遊んだトランプやかるたやすごろく。


クラスの友達と回した交換日記ノート。


「あー!これ、持ってた!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」って
叫ぶこと請け合いです!!!


懐かしくて、笑顔になってしまうふろくがいっぱいでした。

ほんとに、いちいちかわいくてね〜♡
自分の世代以外のふろくも、興味深いですよ。
 
 
そして、今回の展示の目玉は、「ふろく用のイラスト原画」だそうです。
確かに、マンガのストーリーの原画は、展覧会なんかで見たことありますけど、
ふろく用に描かれたカラー原画なんて、
私も初めて見ましたよ!!
 
90年代のりぼんのマンガ家の先生たちは、
そのふろくが付く号の大体半年くらい前からふろく用のイラストを依頼されていたらしいです。

とはいえ、私の記憶では、人気のある作品・作家のふろくは、
ほぼ毎号(もしくは隔号くらいか)何かしらついていたのではないかと思います。

 
ということは、月刊連載に加えて、ふろく用のカラー原画も、
人気作家さんはほぼ毎月描いていたんでしょうね〜!

すごい!!! 少女マンガ家ってすごい!!!
 
ミュージアムショップでは、
今回の展覧会限定のグッズもいろいろ売ってました。
これがまたクオリティ高いのなんのって。
買わなくても、とにかく見るだけでも価値あり☆

関連イベントとして、
12月17日には、柊あおい先生のトークイベント&サイン会
1月22日には、高須賀由枝先生のトークイベント&サイン会
があるそうです。
ファンの方、ファンだった方、要チェックやで〜〜

 
最後に。倉持さんの〆のトークから。

「1994年に、雑誌『りぼん』が少女マンガ誌史上最高発行部数となる
 255万部を叩き出してから22年。
 かつての「250万乙女」たちの多くは、今や30代です。
 子育てや仕事に邁進し、がんばって、輝いている30代女性たちの、
 その原風景には『りぼん』などの少女マンガ雑誌がありました。
 「かわいい!」「素敵!」という感性を育ててくれた雑誌ふろくの存在の大きさは
 計り知れないのではないでしょうか」という感じ(うろ覚え・・・すみません
)のお話に、ちょっとウルウルしてしまいました(;_;)カンドー


「感性を育ててくれた」っていう視点が、
ステキすぎる!!


「あの頃、大切にしていたもの」って、
大人になってから取り出してみると、本当に輝いて見えますね。

自分一人では取り出すことのできないものもあるけど、
こうして代わりに取り出して広げて見せてくれる人もいる。

ありがたいなぁ
 

LOVEりぼんFUROKU
250万乙女集合!りぼんのふろく展
は、
来年2月5日までの開催だそうです。
 
りぼん読んでたことある人全員連れてきて見せたいくらい、本当にすごかった。
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かつてのりぼんっ子たちに届きますように!


 
 
2016.12.8 Nachico